健康的で美しい爪を育てたい方がシャンプーブラシを選ぶ時に注意するべきたった1つのポイント
以前こちらで
深爪を改善する為に必要なこと〜代用編〜 という文章を書きました。
ざっくり言うと、爪やネイルベッドの成長の妨げとなる作業は指先ではなく別なもので代用しましょう。という内容のものです。
もちろん深爪でお悩みの方だけではなく、ネイルベッドを育てたい・ジェルネイルの持ちを良くしたい方にも共通して言えることなので、可能な範囲で取り組んでいただきたいです。
そしてシャンプーブラシについても少しだけご紹介させていただきましたが、実際にどんな物を選んだら良いのかわからないというお声をいただくことも多かったので、今日はシャンプーブラシの選び方をじっくりご説明させていただきます!
シャンプーブラシをおすすめするワケ
健康的で美しい爪を育てたいという方に、私がなぜシャンプーブラシをおすすめするのかということをまずお伝えしなければいけません。
シャンプーブラシをおすすめするワケ ~その1~
深爪の方、ネイルベッドが短い方はそもそも指先の扱い方に悪い癖があるんです。
「悪い」というのは爪やネイルベッドの成長を妨げる指先の使い方のこと。シャンプーの時はそれが顕著に現れるというわけなのです。
でもこれって無意識に行っていることなので、長年染み付いた癖をいきなり改善するというのはとてもハードルが高い。
そこで登場するのがシャンプーブラシ!”シャンプー時”の指先の癖を改善するのではなく、シャンプーブラシ1個あれば指先の悪い癖を出さずにシャンプーを行えるので問題解決♪というワケなのです。何より シャンプーって毎日行うことなので指先にかかる負担を少しでも減らしてあげたい。
シャンプーブラシをおすすめするワケ ~その2~
指先が洗浄剤に触れている時間をなるべく減らしたい。
シャンプーの目的は頭皮・毛髪の洗浄、清潔を保つことですよね。
指先で洗浄しているというこは逆を言えば指先も洗浄されているということ。洗えば洗うほど指先の皮膚や爪から奪われていくものも多くなる。なのでなるべく奪われないようシャンプー剤に触れている時間を短くするという意味でもシャンプーブラシはオススメなのです。
他にも洗い心地や、洗いやすさ、頭皮への負担が少ないなどお勧めする理由はたくさんありますが、マニキュアリストとしての立場からシャンプーブラシをお勧めする理由を挙げるなら、やはり上記の2つが大きいです。
シャンプーブラシの選び方
今回のテーマであるシャンプーブラシの選び方について。
シャンプーブラシとひとことで言っても たくさん種類があるのでどれを選んだらいいのかさっぱりですよね。
私はもう何年も同じものをリピートしていますし、もちろんサロンでも同じものをご紹介させていただいています。
でも数年に1回くらいのペースで
『本当にこれがベストな商品なの?』
『もっといいものがあるのでは?』という不安と欲に掻き立てられる時があります。
実は今回ちょうど自宅で使っているシャンプーブラシの交換というタイミングだったので、今以上のシャンプーブラシを求めて久しぶりに別なメーカーさんの商品を何個か試してみたのでした。
ある程度試してみたことで、皆様がシャンプーブラシを選ぶ上で注意していただきたいことが再確認できたので、参考にしていただけると嬉しいです。
選ぶポイントはこれ!
指先への負担が少なく 持ち方の癖が出にくい形状のもの
爪の為に使って欲しいわけなので必ずチェックしていただきたいです。
注目すべきはサイズと持ち手の有無。これだけ。
◆ 小さい + 持ち手無し → ×
この形状のものはギュっと握るような持ち方なってしまい、無意識のうちに持ち方に悪い癖が出てしまいます。深爪・ネイルベッドが短いという方は特に避けた方がいいです。
◆ 大きい + 持ち手無し → △
このタイプ、本体の厚みで持ち方にも差が出てきます。
厚みがないもの(左)
洗っているときに指先も一緒に洗われてしまうので△
厚みがあるもの(右)
持ちやすい。ブラシ1本1本が短いので親指は一緒に洗われそうですが、他4指への負担は少なくて済みそうです○
※ちなみにこちらのブラシはシャンプー用ではありません。
持ち手が無いなら本体に厚みがあるものがおススメです!
◆ 大きい + 持ち手有り → ◯
持ち手有りタイプはとにかく持ちやすい!シャンプーブラシって基本的に手が濡れている状態で持つので持ち手が付いていることで滑って落としちゃう心配が少なくて安心です。何より指を引っ掛けるだけでいいので常に指先がまっすぐの状態。これなら洗うときに指先へかかる負担を抑えることができます!
◇ 欲を言えば...持ち手の形状はこのタイプが◯
持ち手の形状が平らに設計されているものは、指の隙間にフィットするのでラクに持てます。
健康的で美しい爪を育てたいと願う方がシャンプーブラシを選ぶなら
大きくて厚みがある
または、
持ち手が有り、且つ持ち手が指にフィットする形状のもの
がおすすめです。
自分史上最高におすすめなシャンプーブラシ
アジュバン Re:>>> Shampoo Brush(リ:シャンプーブラシ)
サロンでご紹介しているシャンプーブラシはこれ1個のみ!
今回も含めてこれまで様々なブラシを試してきましたが、これ以上の商品には今のところまだ出会えていません。
オススメポイント①
~ 持ちやすさ ~
やはりこの形状は指先への負担が少ないので指先を大切に思う方にはピッタリです。それに、
持ちやすい=扱いやすい
→洗いやすい
→頭皮を満遍なく洗える=洗い残しがない
→指で洗うよりちゃんと洗える。
と言った具合に指先と頭皮への配慮が完璧なのです。
オススメポイント②
~ 頭皮への負担が少ない ~
ブラシの種類にご注目ください。
かき出しブラシ・やわらかブラシ・しっかりブラシという3種類の異なるブラシで頭皮を丁寧に洗うことができるんです。
このブラシのトゲトゲ部分はシリコン素材。トゲ先に触れるとクニャッと曲がり、軽く力を入れるとトゲの根本からちゃんと倒れてくれるとっても柔らかい素材で出来ています。
全てのシャンプーブラシに共通して言えることですが、頭皮を洗うのに力は必要ないのでシャンプーブラシも力を入れて扱ってはいけないんです。分かってはいても力加減のコントロールってとっても難しいですよね。
でも、このリ:シャンプーブラシがあれば、ついつい力を入れすぎちゃうという方でも安心して優しく頭皮を洗うことが可能です。
私が他の商品に移ることが出来ない最大の理由はここかもしれません。敏感肌の方にもお勧めです。
オススメポイント③
~ リピートしやすい価格 ~
2000円前後のシャンプーブラシが多いなか、こちらのブラシは1,300円(税込1430円)とかなり良心的なお値段。
シャンプーブラシってどんなに丁寧に扱っていたとしてもブラシ部分は劣化しますし、衛生面においても限界がある。そう、シャンプーブラシは消耗品なのです。その為リピートしやすい価格というのはとても魅力的。
実際サロンではリピート購入される方が多いです。ご家族や友人へのプレゼントとしてお買い求めくださったりとサロンの隠れた名品なのです。
あくまでネイルファースト
今回試した様々なシャンプーブラシは、美容師さんからの評価が高かったもの、買い物途中にたまたま見つけたもの、リーズナブルなものなど結構適当に選んだのですが、短期間でそれぞれが持つ魅力の違いをはっきりと体感出来たことはとても面白かったです。
ネイルサロンにおけるシャンプーブラシの位置付けはあくまで「健康的で美しい爪を育てる」ためのサポートアイテム。指先に優しいものが大前提。基準があるとすごく選びやすくなりますよね。
皆さまのシャンプーブラシ選びの参考になったら嬉しいです。
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