健康的で美しい指先を守るために─ カウンセリングから見えたゴム手袋の使用率
健康的で美しい爪を育てるためには、指先に潤いがあるということはとても重要です。
でも、私たちが生活を送るうえで水仕事と指先の潤いを両立させるためには日々の工夫が欠かせません。
今回はこの水仕事の際にいったいどれだけの人がゴム手袋を使用しているのか、ゴム手袋の使用率をまとめてみました。
● 以下のグラフは、弊サロンのお客様が記入したカウンセリングシートから収集されたデータをもとに作成しております。
● お客様のプライバシーを尊重し、同意書にて同意を得た方のみの情報公開となっております。ご協力いただいたお客様に心より感謝申し上げます。
● 調査人数は男性2名、女性48名 計50名。
ゴム手袋、「使わない」と答えた方がなんと6割以上で「必ず使う」と答えた方はゼロという結果に。
「たまに使う」と答えた方に「使う・使わない」の線引きはどこかとお尋ねすると、「食器の量」が最も多く、続いて「肌の状態」でした。他には「油汚れの具合」や「気分」という回答も。
実は深爪や地爪の育成を目指して当サロンのカウンセリングを受けられたお客様の大半が指先にささくれやカサカサといった乾燥がみられます。
深爪や地爪の育成を目的とした施術を受ける際にご協力をお願いしているのが水仕事の際の「ゴム手袋の使用」。
コレ、保湿以上に大事なことだと考えています。
わかりやすく、特に指先のケアをしていない状態の指先を図で表すとこんな感じ。
この状態からハンドクリームなどの保湿を加えることで、指先は一時的に潤います。
できればこの状態を維持したいのですが、水仕事(例えば食器洗い)の際にゴム手袋未使用のままだと
せっかくの保湿成分が洗剤で洗い流されて元の状態に逆戻り。
実に勿体ないと思いませんか?
ゴム手袋使用の徹底をお願いした際によく聞かれるのが、
「洗い残しがありそうで気になる」や、
「グラス1個でもゴム手袋しなきゃダメですか?」の2つ。
「洗い残しがありそうで気になる」場合、
これまでお肌への影響を考慮して洗浄力が低めの洗剤を選んでいた方なら、ゴム手袋を使うことであえて洗浄力の高い洗剤を選ぶことが出来るので、逆に洗い残しの心配は減るのかなとも思います。
そして洗い方を工夫したり、食器の具合が目で見てよく分かるようにキッチンの照明を明るくするなど、ちょっとした一手間を加えるだけで洗い残しは減らせるかと思われます。
慣れないうちは、0.2~0.4mm程度のあの厚みが鬱陶しく感じるかと思いますが、慣れてしまえば皆さん特に気になることは無いようです。
「グラス1個でもゴム手袋しなきゃダメですか?」の場合、
洗剤を使わず、水で洗って最後に手の水気はタオルでやさしく抑えて拭く。これがおすすめです。
ですが、心内は『慣れて欲しいので出来れば使ってほしい』です。
それだけお顔と同じように、手肌も同様に大切に扱っていただきたいのです。
保湿だけを一生懸命頑張るよりもゴム手袋を使う習慣を身につけた方が何より指先の為になりますし、ゴム手袋+保湿 の組み合わせならより早くお肌の変化を感じられるはずですよ。
ちなみに、サロンでケアなどのお手入れを一切行わず、水仕事時のゴム手袋使用の徹底とその他に指先の保湿を2週間徹底された方の画像がこちら ↓↓
サロンでお手入れせずとも、ゴム手袋つけてあとは保湿するだけでたった2週間でも指先ってこんなに変化するんですよ!
この先どこまで綺麗になるんだろう!というワクワク感しかしないですよね。
深爪や地爪育成を考えていらっしゃる方はまず、ご自身でもできることから始めてみてはいかがでしょうか?
日々の細やかなことの積み重ねが何よりも良い結果をもたらしてくれると信じています。
皆さまの願う理想の爪へ、少しでもお役に立てていただければ幸いです。
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