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二枚爪、出来てしまったらどうすればいい?

健康的で美しい爪を育てるうえで この二枚爪が出来てしまうととても厄介です。

爪が薄くなってしまうだけじゃなく、服に引っかかることもあるので 剥がれて裂けてしまったりとトラブルが増えてしまいます。爪を伸ばすことが難しくなるので なかなか前に進めない...

原因が分かれば対処のしようもありますが、「何だろう??」... という場合が殆どだったりするのです。

なのでまずはどうやったら二枚爪になるのかを知ることから始めてましょう。





↑こちらでも二枚爪について少し触れていますが、今回はもっと深堀してみます。




■そもそも二枚爪って何?

二枚爪は二重爪と混同されがちですが、二枚爪は髪の毛でいうところの”枝毛”のようなもの。爪の先端部分の表面が層状に裂けて(剥がれて)しまう状態のことを”二枚爪”と呼びます。医学用語では”爪甲層状分裂症”




■原因は?

原因は外的要因・内的要因の2つに分けられます。


【外的要因】

乾燥

爪に含まれている水分量は健康な成人で12〜16%。季節や環境によって半分〜2倍にも変化するのですが、13〜17%の水分量だと最も割れにくく 折れにくいです。問題は水分量が12%を下回った時。二枚爪はもちろんですが、亀裂などのトラブルが起きやすくなってしまうのです。


爪の乾燥を引き起こしやすいもの。 

①放ったらかし

  → 乾燥しやすいこれからの季節、お手入れ無しでは乾燥していく一方です。爪だけに囚われず ハンド全体の保湿を徹底しましょう。


②水仕事

  → 洗剤や熱いお湯を素手で触るのは絶対にNG。ゴム手袋は必須です。


③除光液の使い方

  → 除光液は脱脂作用がとても強いため、爪先が必要以上に除光液に触れたままだと激しい乾燥を引き起こしてしまいます。

 

衝撃

爪が適度な水分を保っていれば爪は柔軟性があり丈夫なのですが、想定外の衝撃が加わってしまうと二枚爪が発生してしまうことも...


代表的なものを挙げてみました。

①誤ってぶつけてしまった

 → ぶつかった衝撃で爪の層に空洞ができ、そこから二枚爪になってしまうこともあります。

  ②爪切りや間違ったファイリング(爪やすり)

 → 爪に充分な潤いが無い状態での爪切り行為はNG。カットの瞬間 肉眼では見えにくい亀裂が入り そこから二枚爪になってしまいます。

 → 爪やすりを行う際に、持ち手に力が入っていたり誤った使い方をしてしまうと爪に負荷がかかり二枚爪になってしまいます。


③段ボールの開梱作業

 → 乾燥&衝撃のダブルパンチ。扱い方には注意が必要です。




【内的要因】

爪は「身体の窓」とも言われるくらい 実は健康状態を表すバロメーターでもあるのです。


① 血行不良

 →冷え性の場合、爪への水分供給が不十分になり 結果として二枚爪になってしまいます。

② 貧血

③ タンパク質不足

④ バセドウ病




■対処法

今回のテーマは【二枚爪、出来てしまったらどうすればいい?】です。既に発生してしまった二枚爪にどう対処したらよいのかを詳しくご紹介いたします。


手順1. 爪やすりを使って爪を適正な長さ 形に整える(二枚爪の箇所が完全に無くならなくてもOK)


手順2. 削ったあと指の腹で爪先に触れてみて引っ掛かりがある場合は バッファー(スポンジにやすりの加工が施されたもの)で軽く撫でるように引っ掛かる箇所を削る。(削り過ぎないよう慎重に)


手順3. 保湿を徹底する。(ただ単に回数を増やすのではなく、塗り方やタイミングが重要)


手順4. 2枚爪が広がらないようにするためにも数日〜1週間置きに手順1〜3を繰り返す。



★爪を短くし過ぎてしまうと爪に負荷のかかる指先の扱い方になりやすいので、改善するまでは一定の長さを保ってあげましょう。



【番外編】 ポリッシュ(マニキュア)を楽しまれたい方

手順1〜3は同じです。

手順4. 余分な油分を取り除いてからベースコート・カラー×2・トップコートの順に塗布する。ポリッシュが乾いた後は保湿を徹底する。ポリッシュを除光液で落とすまでの期間を充分に設ける(理想は2週間)


【番外編】 ベースコートを使って爪を保護されたい方

手順1〜3は同じです。

手順4. 余分な油分を取り除いてからベースコートを2度塗りする。翌日〜2日後にベースコートを上から塗り重ねる。これをまた翌日〜数日後にベースコートを上から塗り重ねる。これをくり返す。(1度塗ったベースコートは数日で落とさず2週間は持たせましょう。)ベースコートが乾いた後は保湿を徹底する。

※お持ちのベースコートや強化剤の種類、また普段どのように指先を扱われるかで塗り重ねる頻度やタイミングが変わってきます。



■二枚爪にならないための対策

二枚爪にならたいために、そして これ以上二枚爪を増やさないためにも対策をきっちり行いましょう。



①保湿

 → まずは保湿。キューティクルオイルを塗った後にフリーエッジ(爪先の白い部分)が透明にならない場合は保湿がまだまだ不十分。オイルっぽさが完全になくなる前にもう一度オイルを塗布しましょう。

 → ハンド全体が乾燥している場合は爪だけを一生懸命保湿してもなかなか効果は得られません。爪や爪周りのお肌の状態を見て 化粧水・クリーム・キューティクルオイルを使い分けましょう。


②除光液の使い方

 → ポリッシュ(マニキュア)を落とす際は、除光液を含ませたコットンで爪の表面をゴシゴシと擦らないようにしましょう。乾燥するだけじゃなく爪表面を薄くしてしまいます。

 → 除光液を含ませたコットンの持ち方にも注意が必要です。爪先が長時間除光液に触れたままだと 爪はみるみる乾燥していきます。

(Sen5eでは持ち手が付いたコットンも取り扱っております。持ち手の部分がコーティングされているので爪先やお肌を除光液による乾燥から守ってくれる優れものです。)


②指先の扱い方

 → 毎回同じ理由で二枚爪になってしまうという方は保湿方法だけじゃなく指先の扱い方を見直しましょう。爪に負荷のかからない工夫が大切です。


③爪切りだけに頼らない

 → ”爪切り”と”爪やすり”はセットで使いましょう。少し短くするだけなら 爪切りではなく爪やすりを使うほうが二枚爪のリスクを減らせます。

 → 爪やすりを使って爪を削る時は、爪やすりの持ち手に力が入らないように気をつけてください。腕や肩の力を抜きましょう。




【内的要因の場合】

まずは原因となる症状を改善することが大切です。

適度な運動を取り入れたり、普段の食事からしっかりと栄養を摂ることは長期的に見てもとても大切なことです。健康的で美しい爪を育てていくうえで身体そのものの健康が最も重要であると考えます。






■ まとめ

二枚爪で悩まされている方って意外と多くって、”爪切り”を使っている方であれば原因を絞り込むことは比較的容易いのですが、そうでない方は左右の手で二枚爪のある指に差があるのか、キューティクルオイルを塗った後の爪の状態はどうなっているかなどをじっくり観察してみましょう。

それでも原因がわからない、なかなか元の爪に戻らない... という方はSen5eまでご連絡をお待ちしております。





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